採用担当から、IT未経験で教室長へ。ご家族もサポートしながら、お子さんの「自分の力で選ぶ力」を育むために。
LITALICOワンダー 社員インタビュー
.png)
教育の原点。「自分で選択する力」を育みたい
プロフィール まるやまさん
教育学部卒業後、大手人材サービス、ネットマーケティング会社の人事職を経て、LITALICOへ入社。新卒採用担当、教室スタッフを兼務後、青山教室の教室長に就任。現在はHRとして、新卒・メンター採用や中途スタッフのオンボーディング(定着支援)を担当している
──教育学部をご卒業されていますが、もともと教育業界を志していたのですか?
はい、教員養成課程で小中高の免許も取得しました。ただ、私の教育への想いの原点は、自分自身の高校時代の体験にあります。
家庭の事情で大学進学を諦めようとしたとき、担任の先生から「しっかり考えてもいないのに簡単に決めるのは、人生を投げ出しているのと同じだよ。これまで自分の意志で選択をしたことがある?」と問われたんです。それまでの私は、部活も受験も親に勧められるがまま。その時初めて「自分で決める力はどうすれば育つのか。そういう教育に携わりたい」と強く思いました。
──その後、新卒ではあえて民間企業の人事職を選ばれたのはなぜでしょう。
教育実習を通じて、大多数を相手にする学校教育では、一人ひとりが「考える時間」を十分に作ることが難しいと感じました。しかし教育業界ではなかなか決まらず、他業種を調べているときにBtoBの福利厚生アウトソーシング企業へ行き着き、たまたま配属された先が人事だったため、という理由です。
──LITALICOへ入社される前は、大手企業やベンチャーで人事キャリアを積まれていたのですね。
新卒1年目から新卒採用を担当することになりました。現場を知らないまま魅力を語ることの難しさに直面し、先輩や同期にインタビューを重ねて仕事の解像度を上げていく毎日でした。この会社では自分が採用した人がマネージャーへ昇進するなど、活躍する姿を見られるのは大きなやりがいを感じていましたが、一方で自ら売上をつくれないことへの葛藤も抱えていました。営業への異動を希望していましたが、同じチームメンバー欠員などもあり離れられず。激務の日々でした(笑).png)
──その後、2社目ではより裁量の大きな環境を選ばれたとか。
「新卒採用以外にも、研修や中途採用など領域を広げたい」と考えて転職しました。そこでは採用だけでなく、新卒研修の企画や、企業文化・行動指針を作る全社プロジェクトにも携わりました。株主構成が多様で、社員の8割が中途入社という背景から、バラバラだった組織のカルチャーを一つにまとめていく。この「カルチャーづくり」の経験は非常に刺激的でしたが、心のどこかで「いつかは教育の道へ」という想いがずっと残っていました。
そんな時、エージェントを通じてLITALICOワンダーの存在を知ったんです。人事のキャリアを積みながらも、ずっと「自分の意志で選択する力を育む教育」を求めていた私はLITALICOの理念に出会い、「ここだ!」と直感で感じました。転職活動もしていない状態でしたが、その場で「面接してください」と志願し、入社が決まりました。
IT未経験の教室長。「巻き込み力」で教室運営を円滑に
──人事からLITALICOワンダーの現場(教室長)へ。大きな転換ですが、苦労はありませんでしたか?
ITに関しては完全に未経験でした。でも、ワンダーには「聞けば誰もが教えてくれる文化」があります。メンター(アルバイトスタッフ)さんに「教えて!」とたくさん質問をして頼りながら、周りのスタッフともコミュニケーションの回数を増やしながら信頼関係を築くことで、スキルは後からついていったかなと感じています。
実は、私が青山教室の教室長になったのはコロナ禍のど真ん中。一時は閉所の危機が出るほど経営的に厳しい状況でした。
──その困難をどう乗り越えたのですか?
とにかく「周囲を巻き込むこと」に徹しました。前職の人事職のなかで他部署の解像度を上げるためにいろんな方から話を聞いたりした経験が活きたかなと思っています。
成約率の高い他の教室長にロープレをお願いしたり、退塾率が低い教室の施策を聞きに行ったり。とにかく自分に足りないスキルやノウハウを他の方から吸収していきました。目標であった入塾数を達成できたときは、自分は長年他社で販管部門で働いてきたこともあり、初めて「会社の売上をつくる尊さ」を実感しました。自分ひとりで抱え込まず、仲間に頼ることで道が開ける。これはワンダーの組織の強さだと思います。
「保護者さまのケア」も支援の大切な一部
──現場で特に印象に残っているエピソードを教えてください。
以前、お子さんが人間関係がきっかけで不登校になったことで、お母さまが一人で悩み、苦しい毎日を過ごされているご家庭がありました。「保護者さまのケアなしに、お子さんの幸せはない」と考え、LITALICOライフ(家族支援サービス)と連携して、お母さまとの面談の場を設けたんです。
約1時間、お母さまの「つらい、しんどい」という想いをすべて聴きました。その場ですべて解決したわけではありませんが、吐き出したことでお母さまが前を向き、徐々に周囲に頼れるよう心がけてくださったんです。すると、お子さんも徐々に通塾できるようになり、結果として不登校も解消されたと伺いました。
「プログラミングを教える」だけではない。ご家族まるごと支える「ALL LITALICO」の支援ができたことは、私にとっても貴重な経験でした。
障害という言葉を忘れるほど、その子自身が輝く社会へ
──現在はHRとして、新しい仲間のサポートをされていますね。
はい。特に中途入社の方は、新卒が多い環境で「誰に聞けばいいか」迷うこともあります。そのため、上長・HR以外に、教室とは別の「オンボード担当」を付ける制度を整えています。多角的な視点で悩みを共有できる場があることは、中途の方の安心感に繋がっているはずです。
──ご自身の日々の仕事はLITALICOの掲げる「障害のない社会をつくる」というビジョンとどう繋がっていると感じますか?
教室にいると、正直「障害」という言葉を忘れちゃうんです。「この子はこういうキャラなんだな」「今は過集中気味だけど、これがこの子の個性だな」と。
診断名や特性というレッテルを気にしすぎず、その子自身を見て接する。その積み重ねが、多様な人が幸せになれる社会を作るのだと信じています。
──最後に、どんな方がワンダーに合っているなと感じますか?
ワンダーでは、事業を進めていく中で予期せぬ変化をたくさん経験することがあるかもしれません。それを「お、こう来たか! 面白くなってきた」と楽しめる方なら、きっとワクワクしながら働けるはず。変化を楽しみ、一人ひとりが輝ける環境を一緒につくっていきましょう!


%20(1).jpg)