大切なのは「対話」と頼る力。飲食・保険営業を経たからこそ気付けたこと
LITALICOワンダー 社員インタビュー

「誰かの成長」を彩る。接客から人事、そして教育へ
プロフィール:せりさん
新卒で大手飲食チェーン(ケンタッキーフライドチキン)に入社。店長候補として店舗運営に携わった後、人事部にてダイバーシティ推進を担当。その後、保険営業を経てLITALICOへ入社。IT未経験ながら、持ち前のコミュニケーション力と課題解決力を活かし、入社2年半後に教室長に就任。現在は町田教室の教室長として、チームの組織づくりに邁進している。
──飲食、人事、保険営業と、多様なキャリアを歩まれていますね。一貫している軸は何でしょうか?
もともと「特別な日を彩る」仕事に興味があり、学生時代はブライダルの道を志していました。最終的に新卒では、多くの人にとってのスペシャルな日に関われる飲食業界を選びました。
店舗で店長候補として働く中で一番好きだったのは、アルバイトの子たちが成長していく姿を見ること。「接客の大会で入賞できた」「等級が上がった」といった変化を一緒に喜ぶ時間が、私の原動力でした。その後、人事部で女性活躍推進などの研修企画にも携わりましたが、「もっと直接的に人の成長に関わりたい」という想いが強くなり、転職を決意しました。
──その後、保険の営業を経てLITALICOに出会ったのですね。
保険の仕事も、一人のお客様と1〜3時間じっくり対話するスタイルで、今の体験授業の実施に通じるものがありました。ただ、保険では解決しきれない悩みがあることに心苦しさを感じることもあって……そんな時、エージェントから紹介されたのがLITALICOでした。
もともと店舗での障害者雇用を通じて「その人に合った伝え方を工夫する大切さ」を実感していたこともあり、ビジョンに深く共感したんです。「ITは働きながら身につければ大丈夫」という前向きな姿勢で、この世界に飛び込みました。
IT未経験からの挑戦。「教える」と「見守る」のバランス
──入社後に苦戦したことや、それをどう乗り越えたかを教えてください。
最初はロボットがなぜ動かないのか、どのバグを修正したらいいのか、といったところで全くわからず苦戦しましたね。でも、ワンダーには「周囲にヘルプを出す」ことを歓迎する文化があります。自分一人で抱え込まず、詳しい人に聞く。そうした姿勢を大切にすることで、徐々にキャッチアップできました。
また、指導の面では「やり方を教えすぎてしまう」という壁にもぶつかりました。お子さんがやりたいことを叶えてあげたいと思うあまり、つい正解を提示したくなるのですが、それでは「自分でできる」経験を奪ってしまいます。スタッフ同士のフィードバックや週に一度の相談機会を通じて、「教えること」と「見守ること」のバランスを学びました。.png)
家族の葛藤を希望に変える「寄り添う支援」
──現場で特に印象に残っているエピソードを教えてください。
ある時、「子どもと喧嘩して、勢いで退塾申請を送ってしまった」という保護者さまがいました。お話をじっくりうかがってみると、家で受験勉強に身が入らないお子さんの様子を見かねたお母さまの不安が爆発してしまったとのこと。
私はすぐに1時間半の面談時間を設け、受験の悩みからお子さんの将来までじっくりお話を伺いました。そこで「ワンダーの授業の一環として、受験で使えるポートフォリオ(作品集)を一緒に作ろう」と提案したんです。最終的に納得していただき、退塾は取り消しに。私の受験や転職の経験を総動員して、保護者さまと一緒に未来を考える。これも教室長としての大切な役割だと実感した瞬間でした。
──日々の仕事の中で、LITALICOのビジョンである「障害のない社会をつくる」との繋がりを感じる瞬間はありますか?
一番強く感じるのは、体験授業に来てくださった保護者の方へ教室の説明をしている時ですね。お子さんの持つ特性や「好き」なことを丁寧に紐解き、それをどう伸ばしていけるかをお話しすると、多くの方が深く共感してくださいます。
「この子の個性を、ここでは強みとして捉えてくれるんだ」という安心感が保護者の方に広がり、そこからLITALICOという会社の想いが社会にじわじわと伝わっていく。その起点に自分が立っていることが実感できると、大きなやりがいを感じます。
お子さんがワンダーを卒業して社会に出ていった後、ここで得た自信がさらに外の世界へと広がっていく……。そんな未来を想像すると、ワクワクします。また、この「個によりそう」文化は、子どもたちに対してだけでなく、一緒に働く社員同士の間にも根付いています。お互いの苦手を受け入れ、得意を活かし合う。そんな日々のコミュニケーションすべてが、ビジョンの実現に繋がっているのだと実感しています。
教室を「誰もが挑戦できる安心の場」にしたい
──教室長として、どのようなチームづくりを目指していますか?
「ここに来れば安心だ」と思える場所、そして誰もが前向きに挑戦できる場所にしたいです。それはお子さんだけでなく、一緒に働くメンター(アルバイト)さんや社員も同じです。
たとえば、体調管理や生活リズムに課題がある新入社員がいれば、一緒に生活を整えるところから向き合います。一人ひとりの得意不得意を理解し、お互いの強みで補い合えるチームが理想です。運営課題を抱える教室に途中から参加して立て直しを図るという場面もありましたが、そんな時は課題をすべて書き出して周囲に頼ることで、自分自身のセルフケアや「自己決定」の大切さにも気づけました。
──最後に、どんな方がワンダーに合っているなと感じますか?
LITALICOワンダーは、自分の知らないことを知る「知識欲」がある人や、自分自身を客観的に捉えて「手伝って!」と開示できる人にぴったりの場所です。
専門性を高めたいという意欲さえあれば、周りが全力でサポートしてくれます。お子さんの特性を理解し、その可能性を広げていく。そのプロセスを通じて、自分自身も驚くほど成長できるはずです。ワクワクする未来を、一緒に作っていきませんか?

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