得意を伸ばし、チームで成果を出す。LITALICOキャリアのマネージャーが語る人材育成・組織づくり
LITALICOキャリア 社員インタビュー

営業力を武器に、次のステージへ──「自分の力で、これから伸びる事業を育てたい」
ー これまでのご経歴を教えてください
新卒で大手不動産会社に入社し、個人向けの土地活用提案や、法人向けの賃貸営業を担当していました。その後、介護・医療領域を専門とする人材紹介会社に転職し、法人・求職者の双方を一人で担当する「両面型」のキャリアアドバイザーとしてキャリアを積みました。
最初の2年間は介護領域のキャリアアドバイザーとして、以降はプレイングマネージャーとして5人から最大20人ほどの組織をマネジメントしていました。売上や案件進捗の管理、採用、育成・研修の設計といった業務をプレイングマネージャーが担う体制で、私自身も多くの経験を重ねました。加えて、看護領域における新規事業の立ち上げにも携わっていました。
ー なぜLITALICOに入社したのですか?
前職では約10年間、介護・医療領域の人材紹介に携わってきましたが、「これまでとは違うフィールドでも挑戦してみたい」という想いが強くなっていきました。自分の強みである人材紹介営業のスキルを活かしつつ、新しい分野で貢献できる環境を探していた中で出会ったのが、LITALICOです。
LITALICOキャリアの事業は、まだ規模としては大きくなく、これから伸びていく可能性を感じました。成熟した大きな事業よりも、これから立ち上げ・拡大していくフェーズで、自分の力を試してみたいという気持ちが強く、1から10をつくり上げるおもしろさを感じて入社を決めました。
チームで成果を出す組織づくりと、「得意を伸ばす」育成方針
ー 現在、LITALICOキャリアのマネージャーとして大切にしていることは何ですか?
一番に大切にしているのは、「チームとしてどう成果を出していくか」ということです。その上で、「個人の営業力をどう伸ばすか」という順序で物事を考えています。
この順番には明確な理由があります。これまでの経験から、個人に依存した組織運営では、何かうまくいかないことがあった際に乗り越えられないことが多いと感じてきました。LITALICOにはもともと「チームを大事にする文化」があるので、その風土とも重なり、組織としての強さ、チームとしての一体感が成果につながると実感しています。
また、個人の営業力を伸ばすためには、各メンバーがどんな特性を持っているかを見極め、「得意を伸ばす」育成方針を大切にしています。苦手を克服して平均点を取るという育成スタイルもありますが、私は業界トップを目指せるような人材を育てたいと思っているので、苦手にフォーカスするのではなく、得意分野を活かしてもらうことを意識しています。
私自身も、かつてそのような育成をしてもらったことで成長できたという実感がありますし、それに対しての感謝もあるので、今度は自分がメンバーに対してそのような育成をしていきたいと考えています。
ー LITALICOキャリアのキャリアアドバイザーで、印象的な成長を遂げた方はいますか?
はい、印象に残っているメンバーが何人かいます。中でも、キャリアアドバイザー職の未経験で入社した2人のメンバーは特に印象的です。
1人目は、入社してすぐの翌月から、チーム内でもトップクラスの売上を継続して出してくれています。2人目は、第二新卒として入社し、成果が出るまでに半年ほどかかりましたが、愚直に努力を続け、今では安定して成果を出し続けています。
共通して意識していたのは、「まず自分なりに考えてやってみる」という姿勢を持ってもらうことです。その結果を一緒に振り返ることで、徐々に力をつけていってもらうようにしています。もちろん、熟達度に応じてヒントを出す量やタイミングは調整していますが、本人が自ら考えて挑戦できる環境の中で、型にはまらず自分の力でどこまでも成長していってほしいという想いがあるため、できていない部分を細かく指摘するよりも、『こうしてみたい』という気持ちを尊重するようにしています。
また、キャリアアドバイザー経験者として入社された方の中にも、前職よりもはるかに成果を伸ばしている方が多くいます。ある方は、以前は中間KPIに意識が向きすぎて、やや小さくまとまってしまっている印象がありました。また、目標達成を重視するあまり、「これ以上は無理」と自分で限界を決めてしまっていたようにも感じました。
ですが私は、その方の中に、まだご本人も気づいていない“伸ばせる得意”が眠っているように感じていました。そこであえて、まったく異なる営業スタイルを持つチームに配属したところ、新たなアプローチの中で、その方の強みが自然と引き出され、成果が一気に伸びていきました。人は環境によって大きく変わるものです。その人の性格やもともとのスタイルを尊重しながら、「どんな環境に身を置けば、自分らしさを活かして成長できるか」を考えることが、マネージャーとして大切にしていることの一つです。
難易度の高い営業だからこそ、成長できる。だからこそ社会を動かせる
ー LITALICOキャリアの今後の展望や、キャリアアドバイザーとして働く魅力を教えてください
LITALICOキャリアとしての直近の目標は、現在注力している「障害のあるお子さまの支援」の分野において、業界No.1になることです。その先には、成人領域も含めた障害福祉全体でのNo.1を目指しています。
私たちが1件でも多くのマッチングを実現することで、求職者・法人の双方、そしてその先にいるサービスの利用者に対しても幸せを届けられると信じています。
LITALICOでキャリアアドバイザーとして働く魅力は、大きく2つあると考えています。1つは、高い営業力が身につくこと。もう1つは、LITALICOらしい顧客への価値貢献や、ビジョン実現への貢献を追求できることです。
特に営業力という点では、求職者も法人も「人」が相手です。人の気持ちは変化しやすいため、決まった商品やサービスを販売するのとは違い、変動要素が多い中で成果を出す力が求められます。そのぶん、先を読む力や信頼関係を築く力など、あらゆる場面で応用可能な力が身につくのが特徴です。
また、私たちは法人・求職者・LITALICOの三者が「WIN-WIN-WIN」となる関係性を目指しており、スキルや経験、給与等の表面的な条件だけでなく、現場の雰囲気や支援に対する考え方といった“相性”も重視し、求職者・法人双方にとって納得感のある、本質的なマッチングを追求しています。これは、LITALICOがもともと大切にしてきた組織文化でもあり、今もブレることなく大事にされています。
こうした環境で、営業としてのスキルも、社会への価値提供も、どちらも妥協せずにチャレンジできるのがLITALICOの魅力です。少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ一度、お話を聞きに来てください。