2026.04.06

飲食店長からIT×ものづくりの教室運営へ。お子さんが夢に生きる姿からエネルギーをもらえる、LITALICOワンダーの醍醐味とは?

LITALICOワンダー 社員インタビュー

対人支援職

中途

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「障害のない社会をつくる」をビジョンに掲げ、IT×ものづくりを通じてその子らしい世界を拡げるLITALICOワンダー( https://wonder.litalico.jp/ )。LITALICOワンダーは、プログラミングやロボット、デジタルファブリケーションといった、テクノロジーを活用したものづくりの機会を提供することで、子どもの創造力を解き放つ教室です。 今回は今回は、飲食業界の経験を経て、LITALICOワンダーへ入社した谷口さんから詳しくお話を伺いました。

顧客と近い距離で、継続的にサービスが提供できる場所。

プロフィール:谷口 仁志(たにぐち・ひとし)
日本大学法学部卒。2016年新卒でメディア業界に入社し、広告制作に従事。その後、大手飲食チェーン店へ転職し、店舗責任者として3年間勤務。2021年2月、株式会社LITALICOへジョイン。LITALICOワンダー渋谷での店舗運営・メンター(スタッフ)育成を経て、現在はLITALICOワンダー吉祥寺の教室長を務める。2025年には育児休業を取得し、復職。


— 谷口さんは2021年に中途入社されましたが、前職は大手飲食チェーンの店長だったそうですね。教育・福祉業界へ転身したきっかけを教えてください。

当時働いていたお店では、お客様と密に接して、リピーターを獲得していくというサービスを提供していました。しかしCOVID-19の感染拡大により、そういったサービス提供をするのが難しくなってきて。より自分自身を成長させることのできる職場や、サービスを学べる環境にチャレンジしたくて、転職に踏み切りました。

また、当時の飲食業界はいわゆる「パワープレイ」で成り立っている側面もありました。人手が足りなければ店長が休日を返上して現場に立つ。自分の身がその場にあることが何より優先される働き方に、将来への不安も感じていたんです。

— そこからなぜLITALICOを選んだのでしょうか?

LITALICOを知ったのは、転職エージェントからの紹介がきっかけです。学生時代に教職の授業をとっていたり、NPO法人の海外派遣を活用してカンボジアで教育支援者として一年間滞在したりしていたことも。そんな背景もあって、いつか教育に携わってみたいという想いはありました。「福祉と教育、どちらにも取り組んでいる会社だよ」と勧められて、サービスを通じて誰かの役に立ちたいと思えたことから、面接を受けることを決めました。

LITALICOワンダーでは、単発のサービス提供で終わるのではなく、継続的にお客さまと関わることができる。そして、自分のパフォーマンスがサービスの質、ひいてはお客さまの人生の可能性に直結する仕事だなと感じました。エンドユーザーに対してダイレクトに価値を届けられる環境に魅力を感じて、入社を決めました。

お子さん中心に環境を整えていく、ブレないサービスの軸。

— IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」への配属ですが、プログラミング経験はあったのですか?

プログラミングについては全くの未経験でした。PCの基本操作は問題ありませんでしたが、授業で教える内容についてはゼロからのスタートです。入社後1ヶ月間の本社研修もありましたが、現場に出ると戸惑うことも多かったです。

LITALICOワンダーの拠点には、社員以外にも多くの大学生スタッフ(メンター)が在籍しています。社員として入社した以上、彼らが当たり前のようにこなしている授業や声かけができなければ、チームを巻き込んでいくことはできません。とにかく、他のスタッフの動きを「見て学ぶ」ことに必死でした。

ー 新たな分野で学びを深めていく中で、どんなことを感じましたか?

LITALICOワンダーはひとつの店舗に社員が2~3名、他は大学生を中心とした非常勤のアルバイトスタッフが10~20名程度と、学生スタッフの割合が高いんですね。社員として入社した以上、学生スタッフが当たり前のようにやっている声かけやプログラミングの授業ができないと、周りを巻き込んでいくことはできないと思って、とにかくたくさん学びました。

お子さんへの声かけの仕方に戸惑うこともありましたが、拠点長(店舗責任者)に「今日はこうだったんだけど、どうしたらいいと思いますか?」と聞くと的確にフィードバックやアドバイスをくれる環境だったのは助かりました。

また、どんな相談をしても「どうやったらそのお子さんのためになるか?」という観点でフィードバックをくれたので、ブレない軸があると感じましたね。

ただのアルバイトではなく「成長の機会」に。

— 入社から約1年で教室長(拠点長)に着任されましたね。現在はどのような業務を担っているのでしょうか?

現在はLITALICOワンダー吉祥寺の教室長として、拠点の業績管理、マーケティング、そして何より「チーム作り」に注力しています。LITALICOの教室長には割と裁量権が多く与えられています。例えば、「今の吉祥寺拠点は低学年のお子さんを増やしたいから、明るく活気のあるスタッフを重点的に採用しよう」「高学年の専門的な学びを深めたいから、工学系に強い学生をアサインしよう」といった戦略を検証しながら進めていく感じですね。

— スタッフ採用や育成が重要な教室長のミッションのひとつになっているんですね。

「スタッフとの関係性構築」や「帰属意識の向上」については、飲食時代に培ったスキルが土台になっています。そして、スタッフ一人ひとりが「ここで働きたい」と心から思える環境でなければ、お子さんに最高のサービスを届けることはできないと思うんです。

LITALICOワンダーでせっかく職場を共有するのであれば、金銭的な対価のためだけではなく、お子さんの成長を通じて、スタッフ自身も成長できる場であってほしい。「このスタッフには、こういう伸びしろがありそうだから新しい経験ができる機会を作ってみよう」など、成長のためにどんな機会設計が必要なのかを考えることが、自分にとってのやりがいになっていると感じます。

教育とビジネスの両立が生む、顧客との誠実な関係。

— LITALICOでは「ロマン(ビジョン)とソロバン(業績)」の両立を大切にしていますが、その点はどのように感じていますか?

そこは、僕自身はシビアに捉えています。私はメンターたちに、あえて「この90分の授業にはこれくらいの授業料分の価値があるものなんだよ」と伝えています。お金をいただいて教育を提供する以上、なんとなくの授業で済ませられないですし、お金に見合った価値を提供できているか、常に自問自答する必要があると考えています。

— 「売上(生徒数)」や「継続率」という数字を、どうサービスの質に結びつけているのでしょうか。

例えば、入会時の「期待値調整」は徹底しています。僕はLITALICOワンダーで「できること」と「できないこと」を包み隠さず、なるべく誠実にお伝えします。目先の売上のために無理な勧誘をして、入所後に「がっかりした」と思わせてしまうのは、お客さまにとっても、会社にとっても、そして現場のスタッフにとっても不幸なことだと思うからです。

「ご縁があって本当によかった」と思って通い続けていただくこと。そして、いつか卒業される際にも「ここでの経験が人生の糧になった」と後悔なく送り出すこと。飲食店時代も「限られた時間での接客」を大切にしてきましたが、その本質は教育現場でも変わりません。誠実なコミュニケーションの積み重ねが大切だと考えています。

— 2025年には育児休業を取得されたとのことですが、復職後の働き方や心境に変化はありましたか?

育休の取得に関しては、社内に「みんなで支え合おう」という文化が根付いているので、罪悪感なくスムーズに入ることができました。一方で、自分が不在の間に教室の雰囲気や方針的な部分が多少変化したな、と感じる部分もあったのですが、そこから「誰が教室にいても、同じ高い質のサービスを担保できる仕組み」の構築がとても重要だと感じるようになりました。単なるマニュアル化などではなく、体制面や時間をかけて文化・理念を浸透させていくような仕組みが必要だと感じています。

お子さんが夢中になる姿からエネルギーをもらえる。

谷口さんにとって、LITALICOで働く一番の喜びは何ですか?

目の前のIT×ものづくりに夢中になっているお子さんたちから、普段僕自身がエネルギーをもらえているのが一番のやりがいです。お子さんが自分のやりたいことにのめり込み、無我夢中で試行錯誤する姿。その姿を目の当たりにできるのは、私にとって「元気の泉」のようなものですね。

私の息子の名前にも、「夢(ゆめ)」という漢字を使いました。子どもたちが夢中になり、生き生きと人生を歩めるって素晴らしいことだなと、LITALICOワンダーでお子さんたちを見て改めて感じたからです。

最後に、今後の展望と、入社を検討されている方へのメッセージをお願いします。

自分一人の力だけでなく、よいサービスを全体に広げていくことが大切だという考えのもと、今後は教室長という枠を超えて、HR(人事)や育成といった、より広範な視点から「よいサービスを広める仕組み作り」に携わってみたいと考えています。

せっかくLITALICOワンダーを選んで入社いただいたのなら、お金だけでない成長を与えられるといいなと思っていますし、今後も、働く皆さんにとっての新たな学びのチャンスや機会設計をしていくことを大切にしながら自分自身も成長していきたいですね。

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