2025.09.01

自分の「意志」で事業を創り、社会の「当たり前」を変えていく。LITALICOで見つけた、ロマンとそろばんの先にある景色。

人材紹介事業 副部長インタビュー

ビジネス職

中途

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福祉や介護、医療といったHR領域のプロフェッショナルとして、数々の事業に携わってきた野本誠(のもと まこと)さん。キャリアを歩む一方で、既存の市場環境に「頭打ち」を感じ、新たな挑戦の場を求めていました。 彼が次なる舞台に選んだのは、LITALICO。入社の決め手となったのは、事業の社会性と収益性の両立を目指す『ロマンとそろばん』の思想、そして、障害福祉という未知の領域への挑戦心でした。 入社から約2年。現在は成人プラットフォーム事業部の副部長として、既存事業のマネジメントから新規事業の設計までを担う野本さん。彼の目に映るLITALICOのリアルな姿、そして仕事のやりがいとは。その挑戦の軌跡を追いかけます。

「このままでは、頭打ちかもしれない」キャリアのプロが感じた渇望


野本さん
金融業界での営業、外食業界のSV、ヘルスケア領域のベンチャー企業で事業責任者を経て介護業界大手企業にて複数部門の責任者、新規事業部長、営業企画部長を歴任。
2023年10月、株式会社LITALICOに入社、障害者雇用の人材紹介事業で法人部門の責任者を担当し25名ほどの組織を管掌。並行して新規事業を担当し組織立ち上げや事業企画、推進に従事。2025年4月に副部長に就任


ーLITALICOに入社される前は、どのようなお仕事をされていたのでしょうか?また、転職を考えられたきっかけを教えてください。

前職でも、介護・福祉・医療といったHR領域で、人材系の事業に幅広く携わってきました。今の仕事と親和性の高い経験を積んできたと感じています。
ただ、特に長く身を置いていた介護の領域では、競合や市場の環境を考えると、自分たちの事業がどこか頭打ちになっている感覚がありました。もっと新たな領域に挑戦し、自分自身を成長させたい。そう考えていたタイミングで、LITALICOとのご縁をいただきました。
前職までの経験で、HR領域における確かな手応えを感じる一方、市場の限界という壁にも直面していた野本さん。彼の視線は、隣接しながらも、まだ見ぬ可能性を秘めた「障害福祉」の領域へと向けられていました。

ー LITALICOという会社は、以前からご存知だったのですか?

はい、知っていました。前々職のOBやOGも多く在籍していたので、どんな社風で、何を目指している会社なのかは間接的に聞いていましたね。その中で、社会的な意義を追求する『ロマン』と、事業としての継続性を担保する『そろばん』。この二つのバランスが非常に高いレベルで取れている事業会社なのではないか、という印象を持っていました。

ー数ある選択肢の中から、最終的にLITALICOへの入社を決めた理由は何だったのでしょうか。

決め手は大きく二つあります。一つは、事業領域への興味です。これまで培ってきた介護やヘルスケアの経験を活かしながら、近接領域である「障害」というテーマに挑戦できることに大きな魅力を感じました。
もう一つは、私自身の志向とのフィット感です。事業会社の中で、先ほどお話しした『ロマンとそろばん』のバランスを意識しながら、事業を前にドライブさせていく。そんな経験を強く求めていた私にとって、LITALICOは最適な環境だと感じました。

蓋然性の高い企画なら、挑戦しない理由がない。

ー現在は副部長として、人材紹介事業と新規事業の両方を担当されているとのこと。それぞれの具体的な仕事内容と、やりがいを感じる瞬間について教えてください。

人材紹介事業では、企業様向けの全プロセスに関わっています。求人の獲得から選考管理、その後のフォローまで、事業全体の戦略を設計し、チームを率いています。並行して進めている新規事業では、ゼロから組織を立ち上げ、エンジニアやプロダクト部門と連携しながら企画設計から推進までをマネジメントしています。

やりがいを感じるのは、やはり「自分の意思を明確に入れて事業を創っていける」点に尽きます。社風でもあるのですが、自分が「こうしたい」「市場にこんな価値を届けたい」と考え抜いた企画について、その数字や蓋然性が高ければ、すぐに「やってみよう」となる。このスピード感と裁量の大きさが、LITALICOで働く面白さだと感じています。
「考えた企画が、実行に移しやすい」。その言葉を裏付けるように、野本さんはこれまで大小さまざまな挑戦を成功させてきました。自身が責任者を務める新規事業の立ち上げはもちろん、既存事業においても、データに基づいた緻密な戦略で着実に成果を残しています。それは、役職や立場に関わらず、良いアイデアを尊重し、挑戦を後押しするLITALICOの文化を象徴するエピソードと言えるでしょう。

顧客の理想を超える。その先に、まだ見ぬ価値がある。

ー新規事業のように「正解のないもの」を生み出す上で、難しさを感じることはありますか?

もちろんです。特に新規事業は、自分たちが作っているものが本当にマーケットに受け入れられるのか、本質的な価値を提供できるのか、その答えがすぐに出るわけではありません。お客様やクライアントの動向、法改正など、あらゆる情報を収集し、未来を読み解きながら、世の中にどう事業をリリースしていくか。その戦略設計には大きな力を使います。
ただ、その苦労があるからこそ、面白い。お客様に提案した際に、私たちが立てた仮説がニーズに「バチッ」とはまった瞬間は、格別ですね。自分の戦略が正しかったと証明されると同時に、それによってお客様に価値を提供できる。これ以上のやりがいはありません。

野本さんが今、特に意識しているのは、LITALICOが掲げる5つの行動指針の一つ、「顧客の理想を超える」ことだと言います。障害者雇用の領域は、まだまだ市場が成熟しておらず、多くの企業や当事者が手探りの状態にあるのが現実です。



「だからこそ、チャンスがある」と野本さんは語ります。
「この領域で長年培ってきたLITALICOのノウハウやアセットを繋ぎ合わせ、まだ誰も提供できていない価値を生み出す。そうして、障害者雇用の領域で真っ先に名前が挙がるような存在になるのが今の目標です」。

メンバーの変化を、組織全体で支え、喜ぶカルチャー


ーマネジメントをする上で、大切にされていることは何ですか?

メンバーには、二つのことを意識してもらうように常々伝えています。一つは、もちろん「数字へのコミットメント」。事業である以上、成果に粘り強く向き合うことは不可欠です。しかし、それだけでは続かない。だからこそ、もう一つの「仕事の先にいる顧客への価値貢献を実感し、やりがいを持つこと」。この二つのバランスを失わないように、日々のコミュニケーションを通じて一人ひとりと向き合うことを心がけています。
LITALICOには、多様なバックグラウンドを持つ人材が集まっています。中には、以前の職場と異なる文化の中で葛藤するメンバーも。

ーこれまでと違うLITALICOならではのカルチャーに戸惑うメンバーもいるかと思います。そうした方々とは、どのように関わっているのでしょうか。

あるメンバーの話ですが、その方はもともと営業志向が非常に強く、「数字こそが正義」という世界で生きてきました。LITALICOに入社した当初は、少しカルチャーフィットに悩んだかもしれません。

しかし、私たちはその方の強みである「数字への執着心」や「行動力」を否定しませんでした。その強みを尊重した上で、「なぜ、このお客様にはこの提案が必要なのか」という本質的な問いに向き合う機会を根気強く提供し続けました。今、その方はまだまだ悩みながらも、顧客にとっての本質的な価値とは何かを必死に考え、行動しようとしています。その「変化」が起きていること自体が、何よりポジティブなことだと感じています。そして、そうした個人の小さな変化を、チーム全体で見守り、応援できるのが、この会社のカルチャーの素晴らしいところだと思います。


未来へ。そして、これから仲間になるあなたへ

ーLITALICOの事業、そしてご自身のキャリアについて、今後の展望をお聞かせください。

日本はこれから、生産労働人口が急速に減少していきます。その中で、障害のある方々がいかに社会で活躍できるかは、日本社会全体の大きなテーマです。私たちが今作っているプラットフォームが、「LITALICOに任せれば、障害のある方の活躍の場を創出できる」という社会の当たり前を作っていきたい。
そのためには、一つの事業を成功させるだけでは足りません。今あるものを磨き、また新しいものを創り、それらを繋ぎ合わせていく。そうして複数の事業をマネジメントしながら、LITALICOが社会のプラットフォームとなる未来の実現に貢献していきたいと考えています。

ー最後に、この記事を読んでいる未来の仲間へメッセージをお願いします。

もしあなたが、変化を楽しみ、自らを成長させたいと願うなら。そして、高い成果を追い求めながら、それが社会への価値提供に繋がることに喜びを感じる方なら。LITALICOは、最高の環境だと思います。新しいことに挑戦し、仲間と共に企画を推進していく。その経験が、あなた自身の市場価値を高め、キャリアを大きく広げてくれるはずです。LITALICOには、その挑戦を受け入れ、全力で後押ししてくれる文化があります。あなたの「意志」を、ここで形にしてみませんか。共に未来を創っていける仲間と出会えることを、楽しみにしています。

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