社員インタビュー

取締役CFO

坂本 祥二

前職:カーライル

京都大学総合人間学部

_Question なぜ働くの?
_Answer

人生を何に使うかを考えた

マイナスをゼロに引き上げることに価値がある

本来自分が興味のあった
分野に戻った

前職は、モルガン・スタンレー証券株式会社で投資銀行業務を担当し、M&Aアドバイザリーや資金調達の実行等に従事しました。次に、カーライルという企業買収ファンドへ転職し、投資案件の評価、買収の実行、投資後の企業価値向上施策の実行などに携わりました。

一方で、人生における信条は「マイナスをゼロに引き上げることに価値がある」ということです。僕自身は、ビジネスというよりも人間そのものに強く興味を持っています。大学時代も、社会学、哲学、精神分析等を学ぶことに熱中していました。前職のような仕事を選んだのは、学生時代に自身の精神分析を繰り返し、インターンをたくさん経験した結果、最も自分が自然体で打ち込める仕事が外資系金融だという答えに辿り着ついたからです。
障害と認定できるまでではありませんが、自分自身も特性があり生きづらい時代を過ごしてきました。考え方が特殊と言われたり、記憶力に難があったりします。メモをとる、記録を効率的に残すなど努力・工夫をしてきました。働きだしてから苦労したこともたくさんありました。
自身に苦しい時代があったからこそ、困難を抱えていたり承認されていなかったりする人を、ニュートラルにしたいという気持ちが昔から強くあります。
2014年の末、たまたまLITALICOの社長と会う機会があり、初対面で4時間ほど話しました。事業内容に強く共鳴するとともに、不思議と波長が合いました。ここなら、自分自身が本当に興味がある分野で、自分らしさを大切にしながら仕事ができる。そう強く感じました。そしてこの日から3ヶ月後、LITALICOに入社しました。

人を見て、繋げる仕事

現在の仕事は「組織を変える」「新しい仕組みを導入して成果を出す」ことです。たとえば、事業戦略とそのモニタリングの仕組作り、人事制度の再構築、投資案件への資源配分、業務フローの改善などがそれにあたります。

組織を変えると言ってもピンとこないかもしれませんが、組織の中でバラバラの方向に進もうとしている人たちを、大義や信念を持って同じ方向へ進めるようにまとめる仕事です。大義、これは本当に大切だと思います。大義を中心にすると、問題点が浮き彫りになりますから解決する手段も見つかりますし、信念があれば、実に様々な問題が発生する実行フェーズにおいて、本質からぶれずに仕事に向き合い続けることができるので、仕事を完遂することができます。

「組織を変えたい!」と唱えても、何のために? どのように? という着地点を持たなければはじまらない。あとは、一人ひとりが何を大切にしているか、何が得だと思っているか有りのままの姿を観察し、大義への接続点を見つけ繋いでいく。接続点はお金や品質、人、もの、環境、さまざまあります。そしてその接続が切れないよう何度も繰り返し伝えることも仕事の1つですね。最終的にこれらがきれいに繋がればおのずと成果へ繋がります。

会社を良くする、会社のためになることをするという貢献実感を得られますし、大きな困難を乗り越えて仕事を完遂したときの達成感はたとえようもありません。

LITALICOという概念を世界へ

LITALICOという社名は、「利他」と「利己」を組み合わせた造語です。この言葉が、日本語から英語に入った借用語になって欲しいと願っています。トヨタやホンダが世界に打ち出した考え方<カイゼン>のように、LITALICOという概念が世界に普及し、同じ考えや感性を持つ人が増えると、今よりも人がずっと幸せになる土壌ができると思う。
社員だから言っているのではなく、この考え方について、僕はこの先どの業界、組織に行っても伝道したいと思っています。そう思える概念に出会えたこと自体、この会社に入って良かったと感じています。

そしてこの組織に入ってみなければ分からないことではあるのですが、ひとりひとりの社員がつくるすばらしい仕事に出会って感動することがあります。例えば、サービスや業務の効率化や最適化を提案する資料からでも、作成者の掲げる理想や、凝縮された想いが湧き出すのが見える。そういう仕事が見えた時に感動しますね。人間の美しいところだな、と。そしてこの会社では、そういう場面に出会う機会が結構あります。

LITALICOは今の社会にとって必要なことをしていると思います。また、僕にとっては自然体でいられる環境であり、社会のマイナスをゼロに引き上げる仕事ができる場所です。