2023.06.30

イベントレポート:児童指導員の育成・研修・キャリアをテーマに社員が登壇

はたらく上での不安を解消する制度とは?

kyaria
このイベントは、児童発達支援・放課後等デイサービスを運営するLITALICOジュニアにおいて児童指導員経験のある3人が登壇し、
「働き方・研修・キャリア」といった内容をテーマに定期開催しているものです。ぜひイベント参加前の予習や、参加できなかった際の参考情報としてお役立てください。

※本イベントレポートは当日の実施内容をレポートとして再構成したものです。当日の内容とは一部異なる場合があります。

登壇者プロフィール

LITALICOジュニア児童指導員 木内さん
2021年新卒入社。大学卒業時に保育士資格を取得。インターン学生としてアルバイトも経験。2022年10月に都内の別教室へ異動したのち、2023年7月には新規開設の教室立ち上げにも携わる予定。


学校教育事業部 佐藤さん
2020年4月新卒で茨城で小学校教員に。翌年21年4月からLITALICOジュニアの児童指導員として保育所訪問支援なども担当。2023年4月より、おもに特別支援の先生方を対象とした、学校向けの教育支援サービスを展開する学校教育事業部へ異動。


LITALICOジュニア児童指導員 美輪さん ※当日は座談会のみ登壇
2022年7月に新卒入社。保育士資格・幼稚園教諭1種免許あり。大学在学時に行った実習をきっかけに一人ひとりに寄り添った支援を行いたいと思い、LITALICOジュニアをファーストキャリアとして選択。


「困り」に着目し、環境にもアプローチする支援

ーイベントの冒頭では、保育園での先生と子どもたちが描かれたイラストを参加者と一緒に見ながら、それぞれの登場人物にとって何が「障害」になっているのかを考えるワークを実施しました。

「障害」って何だろう?と考えた際、一般的には身体障害、知的障害、精神障害を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、LITALICOの中では、障害について語る場合、「過ごしづらさ」「生きづらさ」「困り」という別の表現をすることも多いです。
例えば、聴覚過敏のお子さまがいた場合、イヤーマフ(ヘッドホンに似たツール)を使って環境を変えたり、文字だけだと内容が理解しづらいという子がいれば、イラストも添えて今日の予定を伝えてみる、などです。先生も、一人で多くの子どもたちを一斉に見るのが難しい場合はもう1名サポートの先生をつける、といった解決策を考えることができます。
私たちは、個人だけでなく、環境にもアプローチすることで、様々な場面での過ごしづらさや困りをなくすためのサポートをします。障害のあるなしに関わらず全ての人が生きやすい社会を作っていきたいという意味合いで、「障害のない社会をつくる」というビジョンを掲げているのがLITALICOという会社なんです。

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