2017.06.21

LITALICOで、自分が最も熱量をもって取り組めることに出会った。

執行役員 高寺 雄二インタビュー

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2015年4月にLITALICOに新卒入社、以来一貫して新規事業開発に従事。
1年目より10数名のマネジメントを経験、その後マーケティング・サービス企画・CS・営業とあらゆるポジションでマネージャーを歴任。2017年からは働くことに障害のある方の就職情報サイト「LITALICO仕事ナビ」を立ち上げ、HRソリューション事業部長として全体を推進しながら執行役員をつとめる。

事業を創り、社会課題を 解決できる人になりたい

理系の大学院にいたこともあり、将来は大手メーカーに就職するんだろうな、と考えていましたが、就職活動を始めてからベンチャー企業に興味を持つようになりました。環境が整っていなくても、自分たちで道を切り拓いて社会を変えていく姿勢がかっこいいな、と。
一方で、姉が福祉・教育分野で仕事をしていたこともあり、漠然とですが福祉・教育の業界に課題意識をもっていて、気づいたら自分が変えてやると勝手に意気込んでました。

そんな中で出会ったのがLITALICOでした。「障害のない社会をつくる」というビジョンと、ビジネスモデルを一貫させて勝てる仕組みを作っているところに魅力を感じました。選考過程で20名ぐらいの人とお会いさせてもらいましたが、どの社員もビジョンがあり社会や会社をどうしていきたいかを本気で考えていて、この会社で事業を創っていくことができたら幸せだなと心から思えたのが入社の決め手でした。

一人のお母さんとの 出会いが原動力

現在は「LITALICO発達ナビ」のディレクターをしています(2017年当時)。発達が気になる子どもを育てるママパパが必要な情報をみんなで共有する発達障害ポータルサイトです。サイトの戦略策定から、企画立案・プランニング、数値解析をして、エンジニアと一緒に作るところまで幅広く担当しています。ユーザーの方の声を聞いてサイトを改善するのも重要な仕事です。
LITALICO発達ナビを、日本全国の親御さんが当たりまえのように使ってくれるサービスにしていけるように日々仕事に取り組んでいます。私はもともと発達障害への知識はありませんでしたが、熱量を持って働けているのは、サービスの企画段階でヒアリングした、あるお母さんとの出会いにあります。

そのお子さんは発達障害とは診断されないものの、色々な生きづらさを抱えるいわゆる「グレーゾーン」のお子さんでした。お子さんの発達の凸凹の大きさゆえの子育ての困難さ、学校の先生から家庭における子育てについて責められたこと、父親や祖母との人間関係もうまくいかなかった時期のことなど、涙を流しながら私に話してくれました。こんな子ども想いのお母さんが日本一幸せに生きられる社会にしたいと強く思いました。そのために自分ができることを精一杯やろう、そんな想いで今も働いています。

尊敬できる仲間と 未来に残る事業を創りたい

私がLITALICOで働く理由は、尊敬できる仲間と大切にしたい事業があるからです。多様なバックグラウンドをもった人が集まっているので、一緒に働いていて日々発見がありますし、なによりみんな自分たちの事業に誇りをもって働いているんです。だからこそ妥協せずにぶつかれる。そんなプロフェッショナルなチームがあることが大きな支えになっています。また、現在運営しているLITALICO発達ナビというサービスも、日本全国の親御さんが誰でも使っているぐらいのサービスに大きくしていくという目標も明確なので、今後もコミットしていきたいです。
LITALICOの新規事業は、マーケットサイズや収益性だけではなく、本質的に社会課題の解決につながるかを突き詰めて検討していきます。だからこそ、きちんとビジネスとして回る仕組みを作る力が、個人・チームともに高いレベルで要求されますので、自己成長の機会としても最高の環境だと思っています。

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