LITALICO研究所
主席研究員
亀田 徹

  • 前職:文部科学省
  • 東京大学
  • 教育学部
専門/研究職

文部科学省を2度離れた今、
LITALICOで実現したいこと

入社のきっかけ

大学1年生の夏休み、京都にある臨済宗の禅寺に修行に行きました。お坊さんになることで、何か人の役に立つことができるのではないかと思っていたからです。3週間ぐらいお寺で生活した結果、「社会の役に立つには、社会に出て仕事したほうがいい」と自分なりに結論を得て文科省に入職しました。文科省でさまざまな仕事をする中で、「子どもが安心して楽しく学べる環境をつくりたい」という問題意識を強く持つようになりました。このため、PHP研究所というシンクタンクに転職し、学校経営の中核となる“教員同士のチームワーク”を高めるための研究や活動を行うことにしました。その後、再び文科省に戻り、不登校の子どもが安心して学べる環境をつくるため、フリースクールに関する新しい政策の企画を担当することになりました。これは法律の制定を通じて子どもの実利につながると考えたからです。
フリースクールには発達障害やグレーゾーンの子どもが多く通っています。発達障害をめぐる課題は全国的に広がっているにもかかわらず、学校も行政も課題に追いついていない現状があり、なんとか変えることはできないかと思っていました。
政策の企画が一段落し、そう思いながら文科省で仕事をしていたとき、たまたまLITALICOに見学に行ったことが入社のきっかけです。会社のビジョンに強く共感したことを覚えています。また、お子さんや保護者の方々にとって本当に役に立つ仕事がしたいという思いで、転職を決めました。

今、取り組んでいる仕事は?

現在、福祉や教育の分野での政策提言を担当しています。生きづらさを抱えている人が「社会が変わった」とすこしでも感じられるような変化を起こしていければと思っています。省庁の中にいると、どうしても困っている人との距離が遠くなってしまいます。LITALICOでは教室や施設に通う人、インターネットのサービスから困っている人の声が直接に届きます。それを福祉や教育の制度としてこうしたらもっと上手くいくのではと提案にまとめ省庁や政治家の方に提案しています。
社内には、社長を筆頭にさまざまな能力や経験を持った方々がいます。そうした人たちが集まって、同じ目標に向かって力を合わせることで組織が成長しているように思います。その、会社組織のダイナミックな動きを間近で見ることができ、それが私にとって大きな学びになっています。

なぜ、LITALICOで働くのか?

文部科学省を2度離れた今LITALICOで実現したいことは主に2つあります。
一つは保護者の方々が安心できるよう、保護者への支援を充実させることです。多くの子ども達や家庭と関わる中で、子育てや教育は子どもを直接支援する先生だけでなく保護者も含めての支援が必要だと強く感じるようになりました。ペアレントトレーニングを通じた実証研究などをもって保護者支援の充実を実現していきたいです。
もう一つはLITALICOで実践している教育スタイルを広く学校教育に導入していくことです。LITALICOのサービスを通じて安心して楽しく学べる子どもたちの数は展開している教室の数に現在は依存しています。教室という形で運営する以上は展開できる地域に限界があるため、学校教育に導入していくことであまねく子どもたちに楽しく学べる環境を提供していきたいと考えています。そのために、まずは、どのようなかたちであれば学校教育にLITALICOの教育スタイルを導入できるかの研究に着手しようと検討しているところです。

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