「サイエンスクラブ」所属の児童約40名に、プログラミングソフトを用いたゲーム作りを指導します。
障害がある方を対象とする就労支援センター、子ども一人ひとりの状況に即したオーダーメイドの幼児教室・学習塾を全国展開する株式会社ウイングル(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川敦弥 ※6月1日より「株式会社LITALICO」に社名変更)は、最新のデジタルツールを活用してものづくりを学べる専門塾「Qremo(クレモ)」(東京・渋谷)の教室外プログラムとして、世田谷区立玉川小学校が課外学習として展開するクラブ活動「サイエンスクラブ」への出張授業を5月31日(土)に実施いたします。小学3~6年生の約40名を対象に、子どもでも容易に扱えるプログラミングツールを用いた、オリジナルゲーム作成の授業を提供します。
「Qremo」は、最新のITツールを用いて、遊びながら「ものづくり」を学び、子どもの創造性を引き出すことを目的とした専門塾です。小学生から高校生までを対象に、「プログラミング・ものづくり・デザイン」の3分野から、スマートフォン向けアプリの制作や、3Dプリンターを使ったオリジナルアイテムづくりなど、子どもの関心に応じて様々なデジタルツールを活用した「ものづくり」を、自由に楽しみながら学ぶことができます。ものを「つくる」だけではなく、作りたいものや作った作品の発表・プレゼンテーションまでおこない、「伝える」コミュニケーションの促進も図っています。
この出張授業は、通常の「Qremo」の教室ではなく、世田谷区立玉川小学校内のパソコンルームにて実施します。玉川小学校では、子どもたちの科学への関心向上を図るため、PTAが企画する学校公認のクラブ活動「サイエンスクラブ」を展開しており、ペットボトルロケットの作成や科学実験など、楽しみながら理科に親しめるイベントを年4回実施しています。今回は、イベントを企画する保護者の方の「通常のクラブ活動ではできない、最新の技術に触れさせたい」という要望からQremoに出張授業の依頼をいただき、子どもでも容易に扱えるプログラミングツール「Scratch(スクラッチ)」を用いた、ゲームプログラミングの授業を実施することとなりました。
「Scratch」とは、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボにより開発された、小学生にも使える教育用のプログラミングツールです。簡単なマウス操作で、「動く」「回る」「大きくなる」「小さくなる」などのカラフルなブロックを組み合わせることで、プログラミングの基礎を体験することができます。授業では、この「Scratch」を用いて、好きなキャラクターや自分で描いたキャラクターが登場するオリジナルゲームの完成を目指します。単に最新技術に触れる体験やコンピュータの知識を学ぶだけでなく、自分で手を動かして試行錯誤し、繰り返し挑戦するプロセスを通し、思い通りにキャラクターが動いたときの達成感とともに、創造性や問題解決能力を養います。
「Qremo」では、昨年11月から12月にかけて、練馬区立旭丘小学校において、4年生の「総合」の時間で、プログラミングツール「Scratch」を使用したゲーム制作ワークショップを実施しており、小学校での授業実施はこれが2例目となります。今後も、学校や企業とコラボレーションし、通常の教室に留まらない幅広い対象に向けて、最新のデジタルツールを用いた「ものづくり」体験の機会を増やしていきたいと考えています。
【世田谷区立玉川小学校出張授業 実施概要】
日時:2014年5月31日(土)10時00分~12時00分
会場:世田谷区立玉川小学校 パソコンルーム内(東京都世田谷区中町2-29-1)
(東急大井町線上野毛駅または等々力駅から徒歩8分)
対象:玉川小学校「サイエンスクラブ」所属の小学校3~6年生 約40名
授業内容:プログラミングソフト「Scratch」を使用したオリジナルゲームの作成
※「Qremo」の講師4名が子どもたちの指導にあたります。