障害がある方を対象とする就労支援センター、子ども一人ひとりの状況に即したオーダーメイドの幼児教室・学習塾を全国展開する株式会社ウイングル(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川敦弥)は、厚生労働省が定める「発達障害啓発週間」(4月2日~8日)を前に、「発達障害に関する意識調査」を実施いたしました。調査は、インターネットを利用し、ウイングルが運営する発達障害児や発達が気になるお子様をもつ家族向けのコミュニティサイト「ふぁみえーる」の会員330名と、一般の20~60代男女300名を対象に、発達障害児の保護者「ふぁみえーる」会員の方と一般の方とで別々の質問をおこないました。
▼調査結果のポイント
①「ふぁみえーる」会員への調査から
・子どもの発達障害について、「周囲から理解されている」と感じる保護者はわずか3割
・約半数の保護者が、子どもの発達障害がわかったとき、「自分の育て方が悪いせい」と感じた経験がある。さらに子どもの発達障害について、周囲から「保護者の育て方が悪いせい」と指摘された経験がある母親も半数近くに上り、発達障害への理解度の低さが浮き彫りに
・発達障害の子育てに関する情報は「足りていない」が約7割。情報は「インターネット」・「専門機関や医療関係者」から主に入手しており、情報の信頼性では「専門機関や医療関係者」がトップ
②一般への調査から
・発達障害について「特徴まで含めて知っている」のは約4割。6割弱が「発達障害」について名前以上の知識を持っていない
・発達障害について「特徴まで含めて知っている」と回答した人でも、その原因や治療について誤解を持つ人が存在、女性に比べて男性で誤解度が高い傾向にあることがうかがえる
▼調査概要
①「ふぁみえーる」会員への調査
【調査対象】 発達障害児または発達が気になる子どもを持つ保護者330名
・調査対象者(保護者)の年代 (男性:31名、女性:299名)
10代~20代:5名
30代:124名
40代:178名
50代:23名
・調査対象者(保護者)の「発達障害」または「発達が気になる」子どもの現年齢
0~2歳:14名
3~5歳:71名
6~8歳:98名
9~11歳:92名
12歳以上:55名
・調査対象者の子どもの診断状況
発達障害と診断されたことがある : 246名
発達障害と診断されていないが、発達が気になる : 84名
【調査手法】 「ふぁみえーる」会員へのメールからアンケートフォームにて回答
【調査期間】 2014年3月上旬
②一般への調査
【調査対象】 20代~60代の男女300名(性・年代均等割付)
【調査手法】 インターネット調査
【調査期間】 2014年3月上旬
▼調査結果詳細
【発達障害意識調査結果(PDF)】