・首都圏中心に700名以上の保護者が受講!子育てに役立つ「褒め方のコツ」を伝授
・キャリア教育に必要な「自尊心」を育むために「子どもとの接し方」に着目
「障害のない社会をつくる」というビジョンの下、障害者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を全国展開する株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川敦弥、証券コード:6187)は、2016年11月20日(日)13:30~、長野県南箕輪村の南箕輪村民センターにて、保護者が子どもとのより良い関わり方を学ぶ「ペアレントトレーニング」に関する講演を行います。この講演は南箕輪村教育委員会の依頼を受けて実施するもので、未就学児~中学生の子どもがいる保護者に向け、子どもの自尊心を育むために家庭での親子関係を良好にするコツやポイントについてお話します。
■ 「ペアレントトレーニング」について
「ペアレントトレーニング」とは、保護者がより良い子どもとの関わり方を学ぶことで日常の子育ての困りごとを軽減し、楽しく子育てができるよう支援する、行動療法に基づいたプログラムです。日本では2014年から、国による発達障害児を持つ家族への支援手法のひとつとして、各都道府県等での普及が位置づけられ、一部の自治体で導入が進んでいます。発達障害と診断されていない段階から「ペアレントトレーニング」を提供する自治体も現れるなど、幅広い保護者が子育てを学ぶための手法として、注目が高まりつつあります。
当社では、子どもの特性に応じた指導を行うソーシャル&学習教室「LITALICOジュニア」にて、子どものやる気を引き出し、保護者のストレス軽減に役立つ子育ての工夫を学ぶことができるプログラムとして「ペアレントトレーニング」を提供しています。今年4月の本格的なサービス開始以来、首都圏を中心に既に700名以上が受講しており、受講者からは「具体的な対応方法の知識を得たことで、子育ての指針が持てた」「子どもに対してだけでなく、夫や友人にも使える関わり方のコツを見つけられた」など、高い満足の声をいただいています。
■ 11月20日(日)開催 「ペアレントトレーニング」講座について
今回の講座は、長野県南箕輪村の教育委員会およびキャリア教育推進協議会から依頼を受けて実施します。南箕輪村では子どものキャリア教育に力を入れており、様々なキャリア体験の機会を通して、子どもの自尊心を育む取り組みを行っています。キャリア体験の効果をさらに高めるためには、家庭での保護者と子どもの良好な関わりが欠かせないと考え、当社の「ペアレントトレーニング」のエッセンスを地域の保護者に伝える講演会を行うこととなりました。通常のプログラムから、子どもへの適切な「褒め方」を学ぶことができる講座内容をベースに、LITALICOジュニアでペアレントトレーニングを担当する講師が講演を行います。
<開催概要>
・タイトル: 家庭で行うキャリア教育の基礎づくり「褒めたらどうなる-効果的な褒め方-」
・講師: 坪井 裕子(株式会社LITALICO)
・日時: 11月20日(日) 13:30~15:30
・会場: 南箕輪村民センター2階 大会議室(長野県上伊那郡南箕輪村4840-1)
・主催: 南箕輪村教育委員会、南箕輪村キャリア教育推進協議会
・参加費: 無料(申込不要、当日会場にお越しください)
・問い合わせ:南箕輪村教育委員会 0265-76-7007
(担当:教育委員会学校教育係 キャリア教育推進コーディネーター 富岡)
<講師プロフィール>
坪井 裕子(株式会社LITALICO)
私立・公立の特別支援学校において、校内介助員や非常勤講師として8年間勤務。株式会社LITALICOに入社後は、指導員の初任者研修のほか児童発達支援事業や放課後等デイサービス事業の開設・運営に携わる。
現在は、児童発達支援管理責任者や、ペアレントトレーニングの講師として家族全体のサポートに注力。
■ (ご参考)LITALICOジュニアが提供する「ペアレントトレーニング」について
LITALICOジュニアのペアレントトレーニングは、鳥取大学大学院医学系研究科 井上研究室の実践により、効果が実証されている研究をベースにプログラムを作成しています。講師はLITALICOジュニアの指導員の中で、社内研修と技能試験を通過した者が担当しており、経験豊富なスタッフとともに、3~5名程度の少人数のグループで家庭での子どもとの関わりや指導を考えていきます。
【ペアレントトレーニングの特長】
①ワークや座談など多様な学びのスタイル
講義だけでなく、ワークや座談を通して、保護者自身や子どものことを振り返ったり、他の家庭の実践例を聞いたりすることで、取り入れやすい方法を見つけます。
②応用行動分析学をべースとした専門的な実践方法
行動には必ず理由があり、行動したことによる結果があります。行動する前(理由)と後(結果)に、効果的な工夫をすることで、お子さまの行動によりよい変化をもたらします。
③実践と復習の繰り返しで成功につなげる
学んだ内容を家庭で実践し、プログラムで振り返るというサイクルをつくります。うまくいった理由や原因を一緒に考え、成功につながるようフォローします。
詳細はLITALICOジュニア「ペアレントレーニング」ウェブサイト(https://junior.litalico.jp/parent-service/)をご覧ください。