今年度内に2教室を開設
「障害のない社会をつくる」というビジョンの下、障害者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を全国展開する株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川敦弥)は、運営する「Leaf」において、12月より新たに児童福祉法に基づく放課後等デイサービス事業を運営する教室を開設いたします。6~18歳の就学後児童を対象に、Leafの学習やソーシャルスキルトレーニングのサービスを通いやすい料金でご利用いただくことが可能となります*。
■ Leafとは
Leafとは、発達が気になるお子さまの教育から始まった幼児教室・学習塾で、現在首都圏計54教室で展開、7,000名以上が利用しています。学習指導はもちろん、子どもの発達段階に応じた生活スキルや対人コミュニケーションなどのソーシャルスキルの指導を通して、すべての子どもたちがより楽しく学べ、達成感を得られるように、個々の特徴や成長に合わせて、教え方や環境を工夫しています。
■ 新モデル開始の背景
Leafでは、未就学児向けの幼児教室「Leafジュニア」において、児童福祉法に基づく児童発達支援事業として運営する「総合発達コース」を設け、通いやすい料金でサービスを提供していますが、就学後児童向けの「Leafプログレス」は通常の学習塾として運営しており、費用面の不安から通塾を断念せざるを得ない方が少なくないほか、現在ご利用の保護者の方からも「もっと安価にLeafのサービスを利用したい」という要望を多くいただいていました。Leafの学習やソーシャルスキルトレーニングのサポートを必要とするより多くの方へ、費用面の負担感なくサービスを届ける新たな事業モデルを検討し、このたび「放課後等デイサービス」の枠組みを活用した教室を新たに展開することとなりました。
これまで週1回の利用の場合、月平均2万円以上の通塾料が必要だったところ、放課後等デイサービス事業を運営する教室では、利用者は児童福祉法で定められている給付を受けられるため、月平均4,500円程度の実費で「Leafプログレス」と同等のサービスを提供することができるようになります。新モデルを導入する教室では、就学前から18歳までの長期にわたり、通いやすい料金でサポートを受けていただくことが可能となりました。
放課後等デイサービス事業を運営する教室として、今年度は12月に「Leaf川崎砂子教室」、1月にはLeafとして初の関西地方での出店となる「Leaf梅田教室」の2教室を新たに開設いたします。今後も、既存教室からの転換も含め、新規開設を検討してまいります。
*利用にはお住まいの市区町村での通所受給者証の申請手続きが必要です
【放課後等デイサービスについて】
放課後等デイサービスとは、児童福祉法に基づく障害児通所支援事業として、小学生~高校生までの学校に就学している障害のある児童が放課後や学校休業日などに利用する、生活能力の向上などを目的とした通所訓練施設です。障害の診断がなくても、通所受給者証を取得していればサービスの利用が可能です。
【サービス利用の手続きについて】
サービスの利用には、お住まいの市区町村(または保健所等)で通所受給者証の申請手続きを行い、通所受給者証を取得する必要があります。
※申請には数週間かかることがあります。
※受給者証の発行の決定権は自治体にあります。また、発行に際しては医師の診断書または相応の相談機関等の意見書が必要となる場合があります。
【LITALICOについて】
LITALICOは、2005年12月設立以来、日本における社会問題としての「障害者雇用」分野に着目し、一法人としては全国最多となる全国51拠点(2015年11月時点)で就労移行支援事業所「ウイングル」を展開しています。企業向けの障害者雇用支援から始まった事業は、現在では障害者向け職業訓練事業、そして障害者の家族向け事業や教育事業など、その領域を広げています。幼児教室・学習塾「Leaf」を首都圏54箇所(2015年11月時点)で開校しているほか、2014年4月に、IT×ものづくり教室「Qremo」を東京・渋谷に、2015年3月に神奈川・川崎にオープンしました。詳細はhttps://litalico.co.jp/をご覧ください。