LITALICO研究所
チーフリサーチャー
榎本 大貴

  • 2012年新卒入社
  • 北海道大学
    農学部応用生命科学科
  • 東京大学大学院
    先端表現情報学在学中
総合職
専門/研究職

真にみんながわかりあえる
社会をつくりたい

入社のきっかけ

複雑な社会の課題に対してビジネスという手法で対峙することに自分も当事者として関わってみたいと思ったからですね。元々は環境問題に興味があり農学部で学んでいましたが、大学生活で多様な学生と過ごす中で、様々な価値観が交錯することって面白いなと感じ、徐々に学生団体の活動、とりわけ学生間交流やまちづくりのテーマにのめり込むようになりました。そのような中で起こった出来事が、3.11でした。学生団体の活動の中で育んだ人間関係を基軸に活動を展開する中で、社会の構造の面白さに気づきました。具体的には、社会とは、いろいろな想いや正義を持った人たちで構成されていて、ある想いや正義は別の想いや正義と触れることで変わりうること。また、その変化が多く重なり合うことでその総体である社会も変わりうることを学びました。今までは、社会は誰か偉い人が作っているもの、という当事者性のない立場で認識していたのですが、自分たち自身が社会を構成している成員で、社会を変えるには、自分たちが変わることが大事であると思ったのです。
そのように思っていた最中に出会ったのが、後に同期入社となる高校時代の友人。東京で久しぶりに会おうということでカフェに行ったらなぜかその場に社員さんがいたという出会いでした(笑)。当時は卒業後もそのまま復興支援の活動を続けようかと思っていましたが、LITALICOの社員さんと話をしていく中で複雑な社会課題というテーマにどうやってビジネス的にアプローチしているのか気になっていき、自分も当事者として携わっていきたいなと考えるようになりました。

今、取り組んでいる仕事は?

現在はLITALICO研究所のチーフリサーチャーとして学会発表や論文執筆に加えて新規事業やサービス開発に携わっています。
入社時はLITALICO発達ナビの前身になるサイトの立ち上げチームとLITALICOジュニアの指導員を兼務していました。その中で次第により現場で働きたいなと思うようになりその後は指導員として働いていました。現場での仕事ではお子さんやご家族の成長を間近で見れることに加え、指導を通じて自分の仮説検証のプロセスを深めていけること、それがそのままサービスの質に転化されることにやりがいを感じました。
専門的な勉強を段階的にしていくことで、LITALICOで行っている事業、サービスに対してより効果検証をすることに情熱を注ぎたいという思いが強くなっていきました。一方で事業としてお客さんがいる中で運営していくことから学術的な正しさに加えて、様々な立場からの「正しさ」をバランスよく内包していく必要性を強く感じました。
その後はサービス開発グループで教材開発や新規サービスの企画に携わりました。そこではLITALICOジュニアに通っている1万人弱の子どもたちにつながるというインパクトの大きい部分に責任を負えること、サービスを改善していくという試行錯誤そのものができることがやりがいにつながりました。
その後、LITALICO研究所ができるタイミングでジョインし、稼働している研究プロジェクトのほぼすべてに関わるとともに、新規事業やサービスのコンテンツ面における監修も行っています。

なぜ、LITALICOで働くのか?

真にみんながみんなを分かり合える社会をつくりたいからです。究極的には、自分は「テレパシー」を作りたいと思っているんです。元来、人は違うし、相手の考えていることが分からないことで分かり合えないことが多い。だったら人と人とが音声言語を介さずとも通じ合うことができる「テレパシー」のようなものがあれば、みんなが分かり合える社会を作れるのではないかと。

このビジョンは、LITALICOの「障害のない社会をつくる」というビジョンとつながっていると思っています。お互いの持っている前提が異なり、分かり合えないことが人と人との間に障害を生じさせるのだと考えるからです。このビジョンに向かって常にもっとどうあるべきなのか、という強い問題意識を持ち続けていたことが元々専門でなかった自分が今LITALICOで研究者をやれている動機ですし、研究の現場でビジョンを追求することが自分の働く理由です。

このような場所で大変なこととしては、元来研究を主とする機関ではないので、予算や事業計画との親和性を加味しないといけないということです。しかし裏返せば、事業会社であることのメリットを活かして研究成果をそのままサービスの場に繋げられることが魅力です。

研究そのものが主目的ではないので、その研究にどういった意味があってなぜ推進していかないといけないのかを自ら責任をもって進められる人、それはビジネス面も含めて違った角度で見ることをいとわず本質に迫り続けることを追求していける人が求められているのだと思います。

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