海外の教育現場で導入進む3Dプリンタ 子どもの試行錯誤する力が身につく
図工教育にITツール活用機会を提供、表現の幅を広げる

「障害のない社会をつくる」というビジョンの下、障害者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を全国展開する株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川敦弥、証券コード:6187)が運営する最新のデジタルツールを活用してものづくりを学べる専門塾「Qremo(クレモ)」は、杉並区立杉並第四小学校の6年生の図工の時間で、3Dプリンタを使用したものづくりを体験できる授業を2016年6月10日(金)に実施します。

2020年度より小学校でのプログラミング教育必修化が検討されるなど、日本でもITを教育分野に活用する動きが高まっています。3Dプリンタやレーザーカッター等、デジタル工作機器も比較的安価で、より精度の高いものが開発されたことにより、図工教育など、子どもたちの創造力を育む分野にもITツールの活用が進みつつあります。
3Dプリンタにより、子どもたちの持つ自由なアイデアや発想をより精度高い形で具現化しやすくすることで、答えのない問いに挑戦する楽しさを感じる機会を増やし、試行錯誤する力を育むことが期待されており、海外ではすでに教育現場での3Dプリンタの導入が進んでおり、アメリカでは1,000校の学校に3Dプリンタの設置を進めているほか、イギリスでは2012年には21校の中学校にて、数学やデザイン、技術の授業での3Dプリンタが使用されています。

しかし、日本では教育現場での3Dプリンタの活用事例が少なく、デジタル工作機器を使用できる人材が不足していることや教育プログラムが整っていないことから、デジタル工作機器の教育機関への常時設置は進んでおらず、教科書での紹介等にととどまっている現状があります。

このような流れを受け、電子黒板の導入やデジタル教科書の整備が進む杉並区の区立杉並第四小学校は、3Dプリンタなどを使用した新しいものづくりに取り組むことのできる「デジタルファブリケーション」コースを運営する「Qremo(クレモ)」と共同で、図工教育へのITツール活用を実践する本ワークショップを開催することとなりました。

当日は6年生の2クラスの図工授業にて、「海の動物が進化したらどうなる?」というテーマで3Dモデリングソフトをパソコンで使用し、立体物のデザインを行います。授業当日には実際に3Dプリンタでの出力のデモンストレーションも行います。授業を通じて、子どもたちが3Dプリンタでの表現方法を学び、アイデアや発想を簡単に具現化できる仕組みを体感します。

<杉並区立杉並第四小学校 出張授業概要>
◆日程
・2016年6月10日(金)(学校公開日)
 1−2限目図工授業:6年1組(生徒数 23名)
 3−4限目図工授業:6年2組(生徒数 22名)

◆当日スケジュール
・3Dモデリング練習(30分)
・動いている3Dプリンターを見よう! ※当日の3Dプリンタ出力はデモンストレーションのみです
・3Dプリンター講義
・3Dモデリング自由制作(40分)

【IT×ものづくり教室Qremo(クレモ)とは】
IT×ものづくり教室「Qremo」は、幼児から高校生を対象として、最新のデジタルツールを活用しながら横断的な「ものづくり」を学習、体験、発表することで「自ら考え、つくり、伝える」能力を育むことを目的に、2014年4月、渋谷に開校しました。プログラミングやロボット、デザインなど、子どもたちの「やりたいこと」をカリキュラム化することで子どもの意欲を引き出し、「出る杭を伸ばす」教育の実践が好評をいただいています。2016年4月には秋葉原校もオープンし、現在、5校合わせて1,000名以上の子どもたちが定期コースに通っています。
Qremoウェブサイト:http://qremo.jp/

【LITALICOについて】
LITALICOは、2005年12月設立以来、日本における社会問題としての「障害者雇用」分野に着目し、一法人としては全国最多となる全国53拠点で就労移行支援事業所を展開しています。企業向けの障害者雇用支援から始まった事業は、現在では障害者向け職業訓練事業、そして障害者の家族向け事業や教育事業など、その領域を広げています。幼児教室・学習塾「Leaf」を首都圏と関西地方に63ヶ所で、IT×ものづくり教室「Qremo」を首都圏5ヶ所(いずれも2016年5月時点)で開校しています。2016年3月、東証マザーズに上場しました。詳細はhttp://litalico.co.jp/をご覧ください。